サイバー犯罪とは 1

パソコンとスマートフォン利用者数の急速な拡大

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1990年代に、パソコンの基本ソフト「Windows」が登場し、パソコンは広く一般に普及し始めました。それから20年あまりたち、今では家庭、職場、学校や病院など、いたるところでパソコンが稼働しており、毎日の生活に欠かすことができない存在になっております。学校によってはレポートの提出はパソコンで作成された電子ファイル以外のフォーマットでは受け付けない場合もあります。職場によっては、紙の資料を一切廃止し、会議資料から営業報告にいたるまで、全てオンラインでファイルを共有することを徹底している職場もあります。この20年で人々のパソコンに対する依存度はかなり高くなりました。

パソコンが普及し始めた頃は、パソコンを購入する人は新しいものを積極的に取り入れたい人、高価な買い物ができる経済的余裕のある人、仕事でどうしてもパソコンを使わなければならない人など、一部に限られていました。

パソコンを利用する人も、一部の高度な専門知識を持つ特別な人たちが利用することが一般的だったのですが、時の経過とともに、パソコンの価格がどんどん下がり広く普及するようになってからは、パソコンは特別な知識がなくても使用できるようになりました。

さらに、この10年は、「iPhone」などスマートフォンの登場により、デジタル化がよりいっそう進みました。スマートフォンは発売当初より、「一人一台」を所有するものとされ、急速な勢いで普及しました。

近年は、小学生でさえスマートフォンを持っており、一人で複数台のスマートフォンを携帯するビジネスマンもいます。カフェでスマートフォンを片手に文字入力するおじいちゃんやおばあちゃんの姿を見かけることも増えました。

パソコンやスマートフォンが普及すればすれるほど、インターネットに接続する人も増え、様々な問題が発生するようになりました。

サイバー犯罪とは

このようにパソコンや、スマートフォンの利用者が増えれば増えるほど、パソコンやスマートフォンの使い方がよくわからない人、セキュリティに関する知識がない人、ものの分別がまだつかない人が利用することも増えてきます。

パソコンやスマートフォンの設定やセキュリティに対する意識も人によって千差万別で、必要な設定は自分で完璧に設定できる人、人に教えてもらってようやくインターネットでサイトが閲覧できる人など様々です。特に、これらのパソコンやスマートフォンの知識のない人やセキュリティ意識の低い人をターゲットにした犯罪が増えてきました。

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このようなコンピューターネットワーク上で行われる犯罪のことを「サイバー犯罪」といいます。

具体的には、オンラインバンク上の他人の口座からお金を不正に引き出したり、インターネットオークションで自分が持ってない商品を出品し落札者から代金をだまし取ったり、掲示板に他人を誹謗中傷する書き込みをしたりと、様々なサイバー犯罪が日々新たに発生しております。

サイバー犯罪は、インターネットを利用する個人をターゲットとしたもの、インターネット上でビジネスやサービスを運用する企業をターゲットにするものなど、パソコン、スマートフォンなどからインターネットを利用する人々にとって、いつ自分が狙われるかもしれない身近で深刻な問題となってきました。